特別講演2

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「2045年問題・・・コンピュータが人類を超える日」

  • 日時:2014年11月27日(木)17:30-18:30

松田卓也(NPO法人あいんしゅたいん副理事長)

1970年京都大学大学院・理学研究科・物理学第二専攻・博士課程修了。理学博士。同年京都大学工学部航空工学科助手、1973年同助教授、1992年神戸大学理学部地球惑星科学科教授、2006年同定年退官、神戸大学名誉教授。上記期間中に英国ユニバーシティ・カレッジ・カーディフ客員教授、国立天文台客員教授、日本天文学会理事長を勤める。その後、同志社大学、甲南大学で教え、2013年定年退職。現在はジャパン・スケプティックス会長、NPO法人あいんしゅたいん副理事長、中之島科学研究所研究員。専門は宇宙物理学、相対性理論、流体力学。余技として疑似科学批判、プレゼンテーション理論研究。著書に「相対論的宇宙論」(講談社)「正負のユートピア」(岩波書店)「2045年問題・・コンピュータが人類を超える日」(廣済堂)、「間違いだらけの物理学」(学研)など。

講演概要

コンピュータ、人工知能が進歩して2045年には、全人類の知能を合わせたよりも強力になるという予測がある。その現象とか時点をシンギュラリティ(技術的特異点)とよぶ。そこで生まれる、人類をはるかに超える高知能な存在を超知能と呼ぶ。本講演ではシンギュラリティの歴史、現状、近未来、特異点後の世界の可能性、超知能の分類などについて論じる。超知能研究、とくにグーグルをはじめとする米国のIT大企業の取り組みを紹介する。また特異点、超知能がもつ経済的、軍事的、政治的意味について分析し、それが21世紀の世界覇権の武器であること、日本は徹底的に遅れていること、このまま行けば、1945年の日本敗戦の100年後の2045年には再び敗戦するであろうことを警告する。

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