査読者1
(Primary)レビューサマリ
(Primary)採録時コメント
(Primary)論文誌として必要な改善点
総合点 (1: 強く不採録~6: 強く採録)
確信度 (1: 専門外である~3: 自身の専門分野とマッチしている)
採否理由
改善コメント
査読者2
総合点 (1: 強く不採録~6: 強く採録)
確信度 (1: 専門外である~3: 自身の専門分野とマッチしている)
採否理由
改善コメント
査読者3
総合点 (1: 強く不採録~6: 強く採録)
確信度 (1: 専門外である~3: 自身の専門分野とマッチしている)
採否理由
改善コメント
査読者4
総合点 (1: 強く不採録~6: 強く採録)
確信度 (1: 専門外である~3: 自身の専門分野とマッチしている)
採否理由
改善コメント
新規性は限定的だが、有用性と実装・評価について一定評価されています。
他方で、関連研究との比較不足、用語や表記の不統一、パラメータ説明の不十分さ、考察の浅さなど、完成度に課題が指摘されています。
特に、タイトルにある「遠隔コミュニケーション支援」については文脈の論文としては有用性や新規性が本研究では読み取れないため、採録するためにはタイトルの変更や再検討が必要であると考えています。
【新規性について】
・限定的ではあるものの、球面ディスプレイでの波紋表示について新規性がある、という意見は全査読者が一致している
【有用性・正確性について】
・効果や活用場面の一般性は不明瞭で限定的であるものの、球面ディスプレイでは反対側が見えにくく、ユーザテストで検証していることから、波紋型ポインティングはその課題解決に有用であると考える。
・FocusBox自体の説明や定義が不足しており、位置づけが不明瞭なため新規性や有効性の主張が十分に整理されていない。
・波紋生成に関するパラメータ(伝播速度・透明化速度・太さなど)の説明が不十分である。
【記述の質】
・用語の使い方をHCI分野標準のものに改める必要がある。
・今回提案している同心円状の波紋の画像がなく、実際にどのような視覚性・視認性を持つかが確認できない。
・表記揺れや誤記が散見される。
【その他】
「遠隔コミュニケーション支援」というタイトル、観点での研究と捉えると今回の提案では有用とは言い難く、タイトルの変更や再検討が必要であると考える。
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上記を総評して、条件付き採録と判定します。条件は以下になります。
【条件】
・ 論文タイトルの修正
複数の査読者のコメントにもあるように、現状の論文内容では、「遠隔コミュニケーション支援」を主題とするまでは言い難いため、現在の論文タイトルは不適切であると考えます。そのため、トーンを弱める、用語を言い換える、状況に応じて削除する等、適切に修正してください。
・表記の修正・統一
査読者の採否理由・コメントにもあるように、論文内での表記揺れや誤字、表現の不足などを修正し論文の可読性を上げてください。
【改善コメント】
・球面ディスプレイ上に表示された画像の掲載
査読者のコメントにあるように、実験の様子の画像はあるものの、実際にどのような視覚性・視認性を持つ波紋が映されていたのかが確認できないため、球面ディスプレイ上に表示された画像、あるいは元となるソフトウェアの制作画面上の画像を掲載してください。