査読者1
(Primary)レビューサマリ
(Primary)採録時コメント
(Primary)論文誌として必要な改善点
総合点 (1: 強く不採録~6: 強く採録)
確信度 (1: 専門外である~3: 自身の専門分野とマッチしている)
採否理由
改善コメント
査読者2
総合点 (1: 強く不採録~6: 強く採録)
確信度 (1: 専門外である~3: 自身の専門分野とマッチしている)
採否理由
改善コメント
査読者3
総合点 (1: 強く不採録~6: 強く採録)
確信度 (1: 専門外である~3: 自身の専門分野とマッチしている)
採否理由
改善コメント
査読者4
総合点 (1: 強く不採録~6: 強く採録)
確信度 (1: 専門外である~3: 自身の専門分野とマッチしている)
採否理由
改善コメント
肯定的な意見:
- 既存研究との差分があり,新規性があると判断できる.
- 提示された応用例もユニークで興味深い.複数人利用や公共空間での利用の可能性も含め,将来の発展が期待される.
- 技術的な説明や実験は概ね正しく,再現性を担保している.文章も全体的にわかりやすい.
否定的な意見:
- 導入のモチベーションと本文の技術的焦点がずれており,論文全体の一貫性がやや弱い.
- アプリケーション案について実装や検証・議論があることが望まれる.
- 投影結果が反対色になる理由や,プロジェクタでなければならない理由などの議論が不足している.
- 図や本文に誤りや不明瞭な点がある.
査読者全員が本研究の新規性や発想の面白さを高く評価しています.また,実装と実験によって一定の有用性も示されています.一方で,修正や加筆が必要な点も複数指摘されており,これらは論文修正によって改善可能であると考えられるため,条件付き採録と判定いたしました.以下は採録のための条件です.
1. 導入のモチベーション(複数人同時提示)と本文の技術的焦点(視線方向による提示)がずれていますので,論文全体で一貫性のある記述となるよう改善してください.
2. 提示画像にどのようなデザイン上の制約があるかについて追記してください.
3. 投影の結果知覚される色がCtの反対色となる理由について考察を追記してください.
4. 技術的にディスプレイでなくプロジェクタでないと実現できない理由があれば説明を追記してください.
5. 各査読者の改善コメントで指摘されている図や本文の誤りや不明瞭な箇所を改善してください.
6. UIST2025のデモでご発表された以下の貴論文につきまして,本文中にて言及し引用してください.
Ryusuke Miyazaki, Shio Miyafuji, Kyeongwan Kim, and Hideki Koike. 2025. A Display Method Visible Only During Gaze Fixation on Moving Objects using High-Speed Projection and Striped Pattern. In Adjunct Proceedings of the 38th Annual ACM Symposium on User Interface Software and Technology (UIST Adjunct '25).
※WISS2025の登壇発表の諸注意には「既発表または発表予定(採録済)である投稿者自身の関連発表については本文中にて言及し参照文献を掲載してください」との規定があります.
また,これは採録のための条件ではありませんが,もし可能であれば簡易的な実装でも構いませんので,発表当日までにアプリケーション案のうちどれか一つでも実装し,複数人での利用について考察していただけると,WISSでのよりよい議論が期待できると思います.ぜひご検討ください.