査読者1
(Primary)レビューサマリ
(Primary)採録時コメント
(Primary)論文誌として必要な改善点
総合点 (1: 強く不採録~6: 強く採録)
確信度 (1: 専門外である~3: 自身の専門分野とマッチしている)
採否理由
改善コメント
査読者2
総合点 (1: 強く不採録~6: 強く採録)
確信度 (1: 専門外である~3: 自身の専門分野とマッチしている)
採否理由
改善コメント
査読者3
総合点 (1: 強く不採録~6: 強く採録)
確信度 (1: 専門外である~3: 自身の専門分野とマッチしている)
採否理由
改善コメント
査読者4
総合点 (1: 強く不採録~6: 強く採録)
確信度 (1: 専門外である~3: 自身の専門分野とマッチしている)
採否理由
改善コメント
本研究では、鉄分添加されたシリアルを砕いた粉末を、皿に入れた液体(牛乳)上に浮かせ、皿の裏側から動的なアクチュエータ付き磁石を用いて、
5×5の特定パターンに磁力吸引しディスプレイ化する手法を提案している。
食品自体をピクセルとして用いており、そのままの飲食が可能な点で新規性が認められる(後述のように食べたいかは別)。
日常食ではなくレストランやイベント等における表現への活用ができそうである。
一方、
・鉄分添加されたシリアル自体が磁石に引き寄せられる現象は既知であり、それ自体に新規性はない。
・ダイナミック(動的)なディスプレイであることを主張しており、そのための実装になっているが、パターン変化時の応答性に触れられていない。
さらに、ダイナミック性に対する説明が不十分である(既存手法として泡やプロジェクタを用いた手法もダイナミックであるが何が差分になるのか?)
・目標とするディスプレイ要件が示されておらず、これで十分かが読み取れない。
特に、パターン(WISSの各文字)がハッキリと再現できいるように見えない点は複数の査読者が指摘している。
・シリアルの粉砕を必要とし、食品としてそれでよいのか(食感などが変わるのではないか、受容性なども議論すべきでは?)
・再現性を担保するためのパラメータ(磁石、皿などの情報)が示されていない
などが指摘されている。
上記懸念がある一方、WISSで議論できる実装はされており、アイデアの面白さ自体は査読者らによって認められることから
条件付き採録と判定しました。
条件は下記の通りです。
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1. ダイナミック性(応答速度、フレームレート)の追加実験を行い加筆してください。
ただし、小規模な予備実験や、過去の実験の録画データ等の分析等でも定量的に議論頂ければ構いません。
2. 再現性を担保するためのパラメータ(磁石、皿などの情報)を示してください。
3. 食感などが変わることの議論を追加してください。